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2012年03月06日

天竜乙女

今年の猛暑は高温に弱い品種のブランド米には打撃となりました。天竜乙女は長野県のブランド米で1994年に育成が開始され2010年にデビューしました。いもち病に強く倒れにくい耐久性があります。また安定した収穫量が見込めるのもポイントが高いブランド米といえます。いなひかりと愛知92号を交配してつくられました。長野県は北アルプスの天然水でおなじみのように水がとてもおいしい地域です。ですからお米も澄んだ水でおいしく育つというわけ。2008年の栽培論関は400haとまだ規模は小さいものの、長野米として「秋晴」に続くブランド米として生産量を上げていく方針だそうです。栽培大気は低暖地の下伊那地方が中心です。どんなブランド米として成長いる、楽しみですね。
  
タグ :天竜乙女


Posted by もも at 19:52

2012年03月06日

ゆめおばこ

ゆめおばこは秋田県の新しいブランド米です。1995年に育成が開始され、2010年に念願のデビューをしました。秋田県といえばあきたこまちですが、そのあきたこまちに次ぐブランド米として開発されました。母が岩南8号、父が秋田58号の交配によるもので母方の祖先にはあきたこまち、父方の祖先にはひとめぼれがあります。特徴は米の粒が大きいことと炊き上がりがふっくらすること。冷めても固くなりにくいので業務用でも値段の高いあきたこまちの代替えブランド米としての拡大が期待されています。2010年の作付け面積は1100ha、2010年の5kgあたりの実売価格は1680円~1780円。今後はさらに作付け面積を増やす予定。あきたこまちよりも収穫量が多く安定して生産できるのが魅力です。
  
タグ :ゆめおばこ


Posted by もも at 19:51

2012年03月06日

つや姫デビュー!

つや姫は1998年に山形県で育成を開始した新しい品種です。デビューは2010年。平成4年にはえぬきを誕生させていた鶴岡市の研究所で大切に育てられました。交配は母が山形70号、父は東北164号。はえぬきは山形のブランド米として育てようと力を入れ種子はわずか5県にしか提供しませんでした。結果的には認知度が十分とはいえません。そこで今回はつや姫の種子をデビューさせる前から積極的に他県にも配りました。一地域に特化するより全国区に名前を知られたほうがいいと考えたのです。栽培地域は26県にものぼります。また稲が倒れにくく栽培しやすいのが特徴。今年は山形産としてデビューしましたが、他県にも種子を配ってあるので店頭では宮城県産なども購入できます。
  
タグ :つや姫


Posted by もも at 19:50

2012年03月06日

お米を売るなら

お米屋さんなら米穀小売店の経営をサポートする団体「日本米穀小売商業組合連合会」をご存じのはず。この団体が主催している資格に「お米マイスター」があります。マイスターはドイツ語で「巨匠・師匠」の意味。お米に関する専門職経験がある人に受験資格があります。お米に関する幅広い知識を持ち、コメの特性(品質特性、精米特性)、ブレンド特性、炊飯特性を見極めることができ、その米の特長を最大限に活かした「商品づくり」を行いその米の良さを消費者との対話を通じて伝える人が認定されます。ただお米を売るだけでなく選んだお米をよりおいしく食べてもらうために保管方法、精米技術、ブレンド技術など幅広い知識と経験が求められます。
  


Posted by もも at 19:49

2012年03月06日

超コシヒカリ

名前からしてすぐわかってしまいますが、結構このネーミングはセンスがありますね。コシヒリは日本の生産量第1位の品種で中でも新潟県では「魚沼産コシヒカリ」が高級ブランド米として知られています。全国的な気象状況の変化に合わせて、気温の上昇の影響を受けにくいコシヒカリが開発されています。新潟県が開発をしている「超コシヒカリ」は収穫時期をコシヒカリより遅くするという品種。品質への影響をなるべく避けようとしたものです。また、コシヒカリに続けと全国でブランド米が続々出てきている中で、コシヒカリをさらなる進化をさせようとコシヒカリ以上の味と品質を目指しています。新潟県によると、超コシヒカリは平成27年度に新しい品種として登録する予定だとか。もし発売されたら国内の最高級品を目指すブランド米として人気が出そうです。
  


Posted by もも at 19:47

2012年03月06日

ミルキークイーン

ミルキークイーン
ミルキークイーンは主に東北地方で栽培されている品種です。コシヒカリより粘りが強く、柔らかくなりやすいので水は控えめにするといいとされています。冷えても固くなりにくいのですが、おかゆにはあまり向いていません。1985年に農業研究センターが開発した品種です。農林水産省の「スーパーライス計画」で誕生しました。1998年に品種登録した比較的新しいブランド米です。コシヒカリ同様の生体性の特性がありますので東北より以南の地域で栽培が可能。宮城、秋田から栃木、埼玉、熊本、鹿児島まで広い範囲で収穫されています。ハイブリッド米ともいわれいわゆるいいとこどり。全国の農家では無農薬にしたりおいしく食べられる工夫を重ねています。

  


Posted by もも at 19:44

2012年03月06日

ササニシキ

ササニシキは米の品種のひとつです。歴史は古く、1963年に宮城県の試験場でハツニシキ、ササシグレの交配で作られました。コシヒカリと日本の二大有名ブランド米です。コシヒカリと比べると粘り気は少なく冷えても味が落ちないのが最大の特徴。ただ冷害に弱く、稲が倒れやすい、いもち病に弱いと耐久性に欠ける欠点がありました。その後ひとめぼれに作付け面積で抜かれ、大幅に収穫量を減らしています。気象条件に左右されて味にばらつきが出るのが難点。現在は宮城県で主に生産されています。一時の全国的なブランド米の地位は落としていますが、宮城のササニシキはいまだ根強いファンが多いといえます。平成7年にいもち病にかかりにくいように改良されササニシキBL、愛称ササロマンが誕生しています。
  
タグ :ササニシキ


Posted by もも at 19:43

2012年03月06日

あきたこまち

あきたこまちは秋田県が奨励品種に指定して開発をした品種です。コシヒカリが母、奥羽292号が父です。現在収穫量は第4位の7.8%。秋田県が開発したといってももともとは福井県の交配種子を使って栽培を始めたので秋田県だけでなく岩手県、関東地方、九州・四国地方まで広く栽培されています。主な産地はやはり秋田県。ただ名前は秋田県湯沢市小野から生誕したといわれる秋田小町の伝説から「あきたこまち」とつけられました。冷害には比較的強く、いもち病には抵抗力が優れているとされています。ただ、コシヒカリ同様稲が倒れやすい欠点があります。味はとにかくもちもちしていることが好まれている特徴。またつやがあるのもおいしさのポイントをあげています。
  


Posted by もも at 19:41Comments(0)